広島港宇品旅客ターミナルでのスケッチ
今日のスケッチ場所は広島港宇品旅客ターミナルの桟橋前でした。
広島港宇品旅客ターミナル
![](http://kazuk.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/06/P6160201_800.jpg)
元宇品でのスケッチは以前経験がありますが、宇品港の桟橋からは初めてです。
スケッチ場所
ターミナルビルを抜けると、桟橋に停泊している船がありました。
宮島行きの高速船を、灯台と島々をバックに描こうと思いましたが、少し離れたところに銀河が見えたのでそちらへ移動。
私以外はこの場所からスケッチされていました。
主題はクルーズ船『銀河』
![](http://kazuk.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/06/P6160209_800.jpg)
ランチクルーズで宮島まで往復するようです。
銀河は昔から在って、この辺りでは知られた船なので、今回は停泊している銀河を描くことにしました。
船を描くのは初めてで、窓がたくさんあったり、細々した所がめんどくさそうでしたがチャレンジしてみました。
鉛筆デッサン
![](http://kazuk.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/06/P6160213_800.jpg)
鉛筆を使って船のサイズを目測しながら、比較的丁寧に描いたので、鉛筆デッサンまでで終了時間がきました。
・・・主題の銀河はお昼前に出航して、いなくなってしまいました。
先生からの講評とアドバイス
講評では時間内で良く描けていると褒めて頂きました。
・背景は情報量が多い(船がごちゃごちゃしている?)ので、バックなどは薄く仕上げる。
・空は雲などは描かず青い色が良い。
・船の下側手前は緑がかった濃い青色を塗る。
感想
船を主題として描いたのは初めてでしたが、意外と形もとれて上手く仕上がったと思います。
あとはやはり着彩でどうなるかですね。
波のある海を描くのは難しそうです。
着彩
現地での鉛筆デッサンに、自宅で着彩を行いました。
![](http://kazuk.wp.xdomain.jp/wp-content/uploads/2018/06/P6180243_800.jpg)
現地での鉛筆デッサンに少し修正を加え、これから着彩します。
特に海をどう描くかが課題です。
それと、空を塗るときに、船のマストを塗り残したいと思っています。
さて、せっかく上手く描けている鉛筆デッサンが、着彩で失敗しそうな気がするので、手順を記録に残します。
1、空を塗る
空色をたくさんの水で溶かし濃い空色と、薄い空色を準備しました。
そして、まずマストの周りを薄い色で塗り、その後、大きな平筆で上部の空を濃い色でサーっと塗りました。
しかし、上部を濃くなるよう塗ったつもりでしたが、グラデーションにならず、段差が出来てしまいました。で、塗りなおしていたらムラになりました。
乾くまで触らなければ良かったのに。
残念。
2、遠景と煙突を塗る
桟橋の向こうには、海を挟んで岩壁があり倉庫のような建物と、その先にある山を塗りました。
船は煙突の色が微妙だったのですが、まぁまぁ近い色が出せたかと。
3、喫水線と手すりを塗る
ほとんど白色の船の中では、喫水線はけっこう大事な部分です。
赤色でもなく、茶色が混じったような難しい色ですが、手すりと同じ色を塗りました。
所々、グレー色も塗ってはいますが、分りませんね。
4、海を塗る
これから最も難しい海を塗ります。
色は青、緑、黄土色を使い、波は筆を跳ねるようなタッチで描いていくと、所々の塗り残しが、白波がたっている様に表現が出来て、とてもうまく描けました。
そして、船の近くは濃い紺色を使い、手前はやや黄土色を多くし、薄く仕上げました。
予想外に良く描けたと自画自賛!
着彩しての感想
今回もっとも難しく、失敗しそうだと思っていた波の着彩が、予想外にうまく描けました。
この塗り方は今後多用したいと思います。
それから空は真っ青に塗ろうとしたのですが、ムラやにじみが出てしまいました。
一度塗ったら乾くまで触ってはだめですね。
でも、にじみもまた均一な空より、変化があってこれも良いかなっと思っています。
この度のクルーズ船銀河のスケッチは、鉛筆デッサンに時間を掛けて正確に描いたのが良い結果に繋がったと思います。
今後も鉛筆デッサンでは、基準線を入れて、サイズを目測しながら出来るだけ正確に描くよう心掛けたいです。
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