12月19日の天体写真撮影
12月21日の木星と土星の最接近の日は平日のため、土曜日の19日に実家へ撮影に行ってきました。わざわざ実家へ行ったのは、自宅ベランダからだと向かいのビルが邪魔して撮影時間が僅かしかないことと、実家にあるBKP130で少しでも大きく写したいためでした。
2台を設置するのは、思いのほか時間が掛かってしまい、撮影準備が出来たのは午後6時を過ぎていました。
空はご覧のように雲がいっぱいですが、対象が木星と土星なので雲の合間からでも、撮影は出来るだろうと、EQ5赤道儀で木星を導入しました。かなり高度が低くなっています。
しかし!
なぜかぼけた木星と土星しか写らず、原因を探している内に、木星と土星は目の前の木の影に隠れてしまいました。この日の一番の目的が達成できず。
この日の月の入りは21時45分となっているため、星雲を撮影するには少し時間があります。
月が沈み空が暗くなるまでしばらく待ちました。
プレアデス星団とアンドロメダ銀河
EVOSTAR72EDⅡはアンドロメダ銀河、BKP130はM45プレアデス星団を撮影中です。
撮影日時 2020年 12月 19日 土曜日 23:03:35~
撮影方法 直焦点撮影 ISO800 ASIairによるオートガイド
露出時間 1501.10秒 (300.22秒 × 5枚)
撮影地 江田島市
望遠鏡:BKP130+×0.82自作レデューサー
カメラ:CANON EOSKissX7i
焦点距離 650mm×0.82=533mm
画像処理 SI8によるコンポジット・トーンカーブ・色彩調整等 トリミングあり
撮影日時 2020年 12月 19日 土曜日 22:02:43~
撮影方法 直焦点撮影 ISO800 PHD2によるオートガイド
露出時間 2940.00秒 (163.33秒 × 18枚)
撮影地 江田島市
撮影機材 AZ-GTi赤道儀モード 望遠鏡:EVOSTAR72EDⅡ+レデューサー(×0.85)
カメラ:CANON EOSKissX5i
焦点距離 約600mm(35mm換算)
画像処理 SI8によるコンポジット・トーンカーブ・色彩調整等 トリミングあり
午前0時20分 勾玉星雲と馬頭星雲
EVOSTAR72EDⅡは勾玉星雲を、BKP130は馬頭星雲を撮影。
撮影日時 2020年 12月 20日 日曜日 00:43:42~
撮影方法 直焦点撮影 ISO800 PHD2によるオートガイド
露出時間 1500.00秒 (214.29秒 × 7枚)
撮影地 江田島市
撮影機材 AZ-GTi赤道儀モード 望遠鏡:EVOSTAR72EDⅡ∔レデューサー(×0.85)
カメラ:CANON EOSKissX5i
焦点距離 約600mm(35mm換算)
画像処理 SI8によるコンポジット・トーンカーブ・色彩調整等 トリミングあり
撮影日時 2020年 12月 20日 日曜日 00:51:16~
撮影方法 直焦点撮影 ISO800 ASIairによるオートガイド
露出時間 900.70秒 (300.23秒 × 3枚)
撮影地 江田島市
望遠鏡:BKP130+×0.82自作レデューサー
カメラ:CANON EOSKissX7i
焦点距離 650mm×0.82=533mm
画像処理 SI8によるコンポジット・トーンカーブ・色彩調整等 トリミングあり
雲が時々邪魔するため、オートガイドエラー多発により撮影枚数かせげず。
午前2時、雲が出たので機材を片付けたところ、また晴れてきてオリオン座がとても綺麗でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません