不動院でのスケッチ
2017年7月1日、15日は広島市で唯一の国宝「不動院」での野外スケッチでした。
楼門(重文)
鐘楼堂(重文)
朱色の鐘楼も良いと思うのですが、やはり屋根の下が面倒くさいですね。
金堂(国宝)
りっぱな建物です。
不動院まで来たので、できればそれと分る場所を描きたいと思いますが…
屋根の下にある複雑な部分を、できれば避けたいなと。
金堂と紅葉
そんな訳で、30分くらい境内をうろうろして、決めたのがこの構図です。
…先生からのお勧めでもあります。
手前の紅葉の木を構図に入れれば、屋根の部分をかなり省略できるし、描きたいと思った、白い窓と、おみくじを結んでいる所も不動院らしいかと。
約50分で下書き終了
1階とくらべて2階の屋根がちょっと小さくなってしまいました。
ほとんど時間が無かったので、今日はここまでです。
「背景の空は塗らなくてもよさそう」とのアドバスがあったので、塗り残す予定です。
7月15日(土) 前回の続きで着色
10時30分から着色を初めて、12時15分時間切れのため終了
もみじの枝先が7月なのに少し紅葉していたのは不思議です。
季節外れですがそのまま描いてみました。
もみじの幹と枝の部分は先生に加筆してもらっています。
お寺などの屋根は軒下が複雑なので、出来るだけ描きたくないのですが、このくらいのサイズなら、なんとかごまかすことが出来たかなと思います。
今回の被写体である本堂は、茶色やオレンジ色の混じった屋根や、板壁の色が出せなくて苦労しました。
それから白っぽいもみじの幹も…。
これからは野外スケッチには向かない気候となりますので、次回からはしばらく教室での授業となります。
野外スケッチでまだ仕上げていない絵もありますので、それらを仕上げる予定です。
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